「ソーシャル・ディスタンス」？

2020年11月2日

後期の授業が始まって１か月。環境はどう変わりましたか。
授業はオンラインが原則で，授業の内容によって対面とハイブリッドで行われています。大学にも学生さんの姿が多くなりました。
日常生活でも活動範囲が広がってきたのではないでしょうか。

そこで，よく言われる『ソーシャル・ディスタンス』＝“social distancing（ソーシャルディスタンシング）”，他者との心理的距離という意味で言えば“social distance（ソーシャルディスタンス）”
コロナ禍で「人との距離を取る」際に使う言葉として日本で浸透したのは『ソーシャルディスタンス』。でも，３密を避けるという場合では，「物理的距離」という意味の『フィジカルディスタンス』を使う方がいいのかもしれません。
より適切な表現として『フィジカルディスタンス』に言い換えるようと世界保健機関（WHO）が5月ごろから推奨してきているようですが，一旦はびこってしまうと修正は難しいですね。