福井大学キャリアセンター(キャリア支援課)

ブログ

社長の平均年齢

2021年8月10日

 東京商工リサーチの調査によると,全国の社長の減金年齢は62.49歳で,前の年から0.33歳伸びており,社長の高齢化が進んでいるそうです。
 社長の高齢化と業績悪化の関連性は高く,直近決算で減収企業の社長は60代が48.8%,70代以上が48.1%も占めました。
 また,赤字企業は70代以上が22.3%で最多だそうです。高齢社長に業績不振が多い背景には,長期的なビジョンを描けず,設備投資や経営改善の遅れが横たわり,また,2020年に「休廃業・解散」した4万9,698社では,70代以上が約6割(構成比59.7%)を占めました。高齢化で事業継続を断念する社長が増えていることを示しているとのこと。

 企業研究は経営者の動向を見ておくのも大事かもしれませんね。
倒産,廃業,分社,M&A… 世の中何があるかわかりません。大手だから安心でもないですよね。
とはいっても企業研究がうまくいかず結果を間違ってしまうことがあるかもしれませんが,そこは「人間万事塞翁が馬」,「ケセラセラ…なるようになる」で。やらないよりやっといた方がいいと思います。

ブログ一覧に戻る