
工学研究科 産業創成工学専攻 M.Mさん
ご家族のサポートで役立ったことは?
両親のサポートで嬉しかったことは、メンタルの心配をしつつ、見守ってくれたことです。私は県外に就職することに決めていました。両親は地元就職を望んでいたため、はじめは就職活動の状況を伝えるのが心苦しかったです。しかし、長期のインターンシップが決まったため、その旨を両親に伝えると、心配はされましたが、応援してくれました。はじめからきちんと伝えておけば良かったと少し後悔しています。その後は、私の就職活動を見守ってくれました。面接前日には電話で私の体調やメンタルを気遣ってくれました。どんな時でも、私を励まし、前向きな言葉をかけてくれました。両親には本当に感謝しています。
学部卒で就活するか、大学院に進学するか、進路選択は迷われましたか?進路選びのポイントについて教えてください。
私は学部3年生の時には大学院に進学することを決めていました。大学院に進学することで、研究の進め方や考え方、スキルなどが身に付き、それが就職後に活かせると考えたからです。しかし、大学院で研究と並行して就職活動をすることに不安があったため、学部3年生の時に就職活動をしました。就職活動では研究職を主に見ていましたが、どの分野の研究をしたいか、自分に本当に研究職が合っているか、などを考えながら行いました。エントリーシートや面接などを実際に行い、就職活動の大変さを学びました。大学院に進学後は、自身の研究に打ち込み、専門分野の知識をより深めることができました。そして大学院での就職活動では学部3年生の時に行った就職活動の経験を活かして、5月から就職活動を行い、12月には第一志望の会社から内定をいただくことができました。内定をいただいた会社では研究職を選びませんでしたが、大学院での学びから、自分が将来一番したいことを考えることができ、研究職にとらわれずに就職活動をすることができました。大学で学んだ知識やスキルは、違う職種でも必ず活かすことができます。将来したい仕事を、自身の専門分野だけに絞らずに、幅広い視野を持って就職活動を行っていただきたいです。